いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

父親失格な僕のことのブログ記事

父親失格な僕のこと(ムラゴンブログ全体)
  • 僕が進むべき道は……

    長い間ここには書いてなかったな…… 障害を隠しながらだけど、新しい職場はものすごくやりがいもあって、いい人たちに囲まれて、幸せに過ごせている。 僕の家族も、悪いなりに日常を生きている。 昨日は息子が生きていれば19歳の誕生日。 そんな時に、嫌なものを目にしてしまった。 息子が死ぬ原因になった彼女に... 続きをみる

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  • 変わってしまった『家族』という意味

    色んなところに行ったなぁ…… 先日、温泉にぼーっと浸かりながら、いろんなことを思い出していた。 近畿のど真ん中に住んでいるから、四方八方いろんな観光地に行った。 色んな景色を見て、いろんな思い出を作って、いろんな体験をした。 楽しかった……毎週振り回されるみんなは大変だったろうけど。 仲良く楽しい... 続きをみる

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  • 三回忌を迎える君へ

    早いね。あの日から2年が過ぎた。 あの日の君の『決断』は、正しかったのか……僕には分からない。 ただ、全ての歯車が狂ってしまって…… 君という存在が、家族にとってどれだけ重要だったか思い知らされている。 君の妹は、もうずっと不登校だ。多分もう立ち直れない。 何か書き遺してあげて欲しかったな。 僕と... 続きをみる

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  • 歳をとるべきは僕じゃないのに

    今日……47回目の誕生日を迎えた。 時を刻むべき大切な子供が、時間の歩みを止めて…… 世の中に不要な僕が、無駄に時を刻み続けている。 もう一年半になるのか、僕の寝室の隣の息子の部屋に明かりが灯らなくなってから。 息子が歩みを止め…… 僕はどんどん先へと歩いていく。 このままこんなことを続けたら……... 続きをみる

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  • 雨が降る朝、君がいない朝

    朝5時……変な時間に目が覚めた。 最近『日にち薬』で、徐々に悲しい事を忘れつつあるのは事実だ。 でも雨音を聞くと……なぜなんだろう。 虚無感と寂寥感に心が包まれる。 息子がいない現実。 息子を救えなかった現実。 息子を大人にしてやれなかった現実。 息子に夢を見せることができなかった現実。 息子に未... 続きをみる

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  • 外れたままの線路を走る

    相変わらず脱輪したまま、時間という汽車は走り続ける。 もう幸せなんて終着駅が無いと分かっているのに、時間という汽車は走り続ける。 僕の障害、嫁の苦悩……そして娘の不登校。 なにも変わることはない。 脱輪が治ったところで、幸せという駅にはたどり着けない。 たぶん新学期が唯一の復帰のチャンスだったんだ... 続きをみる

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  • 転んだ痛みと君の痛み

    ダメだ!……と思う時にはもう遅かった。 駅を降りて歩いて帰る途中、ふと意識が遠くなったと思った瞬間倒れ込んだ。 もう歳なのか、手をつこうにも手が出ない。 棒立ちの状態のまま、そのままばたんと倒れた感じ。 倒れた瞬間から倒れるまでがスローモーションでものすごく長く感じた。 こんな感じなんだろうか、死... 続きをみる

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  • 輝いたあの日が確かにあって

    最近保険会社や車のコマーシャル…… なんか幸せそうなちいさな子供のいる家庭を描いた情景がテレビから流れる。 光り輝く家族の笑顔。楽しそうな時間…… 素敵な家族の思い出をいつまでも……って感じ。 ウチにもそういう時間は確かに存在したんだ。 はちきれんばかりの息子の笑顔。 楽しい家族の時間…… 光り輝... 続きをみる

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  • 灰色の世界をひたすら漂う

    ここ1カ月……ただの生ける屍と化していた。 なにも考えられない……考えたくない。 げんこつ山のたぬきさんを聞きながら、ブロックで遊ぶ小さい頃のいー君。 分かってる、あの日は帰ってこない。 小さな君を肩車をしながら、赤く染まる秋の野山を駆け回った楽しい思い出。 分かってるあの日は帰ってこない。 小学... 続きをみる

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  • 100年たっても消えない想い

    悲しみは時が解決してくれる。 人間は忘れる生き物だ。哀しいことを忘れられるから生きていける。 えらいお坊さんや、哲学者さんはそういうんだ。 確かに…… 味噌汁をこぼしただの、電車に乗り遅れただの……そんなことは忘れられるかもしれない。 でも…… どうしても、子供を自死で失った悲しみだけは、時間でも... 続きをみる

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  • 弱くなれる場所

    メンタルは若干回復してきた。 玄関に大きく飾ってある、息子の笑顔のピース写真…… 見るたびに心が安らぐのと同時に、心が締め付けられる。 心の沈みに反して、創作活動の方は順調だ。 中華方面で自分の作品群がさらされたのか、中国語圏を中心にフォロワーさんが爆発的に増え、ブログの来訪者数も1.5倍になった... 続きをみる

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  • 幸せになれないプログラム

    幸せは必ず踏みにじられる。 幸せだと思ったら、絶対地獄にたたき落とされる。そんな人生を生きてきた。 昔なら、産婆さんに産まれた瞬間に〆られなければなかった存在。 出来そこないのポンコツが、自然の摂理に逆らって生きてきた。 だから罰を受ける。 生きているだけで罰を受ける。 幸せになろうとすると、空の... 続きをみる

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  • ムノウノ ラクイン

    『だから、この人は普通の人みたいに、障害で一人では何もできないんですよ!』 主治医の言葉を僕は黙って聞いていた。 復職面談のために集まった会社の人、障害者支援の人、そして呼ばれた嫁。 医者がいうんだから、それは事実なんだろう。 実際に重度の障害の僕は、何にも出来ない人間だから。 そうだよ。 そう。... 続きをみる

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  • 僕が選びとりたい、たった1本の道

    今日ツイッターに……彼女なりの考えなんだろうけど、息子が彼女に向けた最後のメールを公開していた。 辛かった。 涙が出た。 頑張ろう。 運命を切り開こう……そう考えたこともある。 でも、もういろいろ疲れている。 頑張ったって、息子は帰ってこない。 一生懸命生きたって、息子は帰ってこない。 物語を始め... 続きをみる

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  • 一周忌を前にして

    いよいよ来週が一周忌だ。 あの悪夢からもう一年になる。 人間残酷なもんで、あれだけの慟哭と苦悶の出来ごとが、1年たてばある程度は冷静に受け止められるようになっている。 家族もまた、日常を取り戻している。 明らかに一人欠けているのに……みんなまるで何事もなかったかのように。 あの時あれだけ泣き叫んだ... 続きをみる

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  • もうすぐ1年

    もうすぐで息子が逝って1年になる。 もう一生胸を引き裂かれる悲しみに苛まれるのかと思ってた。 いや、確かにものすごく苦しくて悲しい。 でも、人間上手く出来ているもんで、冷静に息子の死を受け入れることも出来ている。 もうどんなに泣いたって、子供は帰ってこないから。 どんなにダダをこねたって、息子が死... 続きをみる

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  • 上目づかいはもう嫌だから

    いー君は、その場の空気を読んでくれるいい子だった。 賢くて優しくて…… でも、ときどき僕の顔を上目づかいで見てたよね。 僕もそう。 重度の発達障害で、人の気持ちが分からないから。 思っている流れと、すぐに違う方向へ行っちゃうから。 迎合しちゃうんだよね。 どうやったら嫌われないか、どうやったら怒ら... 続きをみる

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  • 君の幼き面影に

    ふと昔の暮らしを思い出し、胸が苦しくなった。 むかしは僕の実家で暮らしていた。 ウチの母親が、いー君をとても可愛がってくれ、お風呂の後はいつも面倒を見てくれていた。 お風呂上がりに童謡を聞きながら遊ぶ、幼きいー君。 可愛かった……本当に可愛かった。 そして何より、いー君は永遠に存在してくれると思い... 続きをみる

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  • 幻のパスポート

    そういえば…… 息子の修学旅行って、生きていたらそろそろだったのかな。 シンガポールだったそうだ。 写真を撮って、手続きして……息子のもとに届いたパスポート。 もうそれは、使われることもなく、我が家に寂しくたたずんでいる。 君が手にしたのは……天国へのパスポートだったよね。 そんなモノ、急いで取得... 続きをみる

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  • 今年も行かなきゃ

    自死と向き合う僧侶の会の事務局から、今年も年末の法要の申し込みのお手紙が来た。 去年の息子の死から1年……早いな。 前回は、息子が死んでから、たった2週間ぐらいでの出席だったっけ。 まだ実感がわかなくて、ふわふわしてたような気がする。 今年は泣かずにしっかりと、お参りしようと思うんだ。 宗派を乗り... 続きをみる

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  • 退院、時々食中毒

    病院を退院してきて数日。 本来すぐに退院報告を描きたかったんですが、そこから数日食中毒で39度の連日の高熱地獄の日々。 やっぱりうまくはいかないもんです。 原因は10月17日のいー君の誕生日に、退院祝いも兼ねて焼き肉に行ったため。 その生肉に当たったんですよね。 入院が約一カ月。気がつけば周囲はあ... 続きをみる

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  • 入院中です

    外出許可をもらって自宅に戻ってきました。 息子のところへ行けると思ったんですが…… 力が足りないのか、運が無いのか、行くことができませんでした。 息子に会うことを許してもらえないのか…… それともまだこの世でなすべきことがあるのか。 やっぱり寿命を待つしか方法はなさそうです。 にほんブログ村

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  • 行きかう若者を見つめて

    今日日曜日は、コミックトレジャーというイベントに参加。 まあ、有名な東京のコミケの関西版と言ったところ。 友達のブースに寄生して立たせてもらうんだけど…… 明日もきっと、楽しそうな人々が目の前を行き交うんだろうな。 いー君も出来れば、その中の一人であって欲しかった。 彼女なんかいなくてもいい、オタ... 続きをみる

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  • 数百年の連鎖の果てに

    今日実家に帰った時、何とも言えない話を母から聞いた。 弟も大きな企業に勤めているが、そこの社長さんからか経緯は知らないが、社長や代議士からの依頼しか受けない拝み屋さんを紹介してもらったらしい。 本来能登の寒村なんかに出向く人じゃないんだが、弟の顔を見てすぐに能登に弟と、そこの会社の社長さんと同道し... 続きをみる

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  • 本当は潰れそう

    前向きに生きて行こうとしても、どんなに自分に言い聞かせても…… やっぱりいつも思い出すんだ。 悪夢のようなあの日のこと…… そして幸せだった頃、小さな無邪気な息子の笑顔。 子供が死んでもうすぐ1年。でもやっぱり諦めきれない。 もっと自分がしっかりしていれば…… もっと相談してくれるほどの信頼を得ら... 続きをみる

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  • 君が遺したすべての人への想いに

    ここ数日、ふさぎ込む日々が続いていた。 気持ちを前向きに持って行こうとしていたんだけど、どうしても息子を思い出す。 なぜ死ななければいけなかったのか。 なぜ助けてやることが出来なかったのか。 僕に出来るベストは尽くせたんだろうか…… 去年からの同じ問いが、ぐるぐると頭の中をめぐる。 そんな答え、何... 続きをみる

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  • 両手を広げて、笑顔で

    ちょっと最近、こういう考えを持つようになった。 息子とこういう形で別れた……それはとても悲しいこと。 でも、そのことによって…… 自分が死ぬことが怖くなくなった。向こうで子供が待っててくれるから。 妻と死別れることが怖くなくなった。向こうで子供が迎えてくれるから。 飼ってるワンコ達が死ぬのが怖くな... 続きをみる

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  • やっちゃいけなかったミステイク

    最近考えることが少なくなってきたけど…… 昨日はぼんやり久しぶりに、息子はなぜ死ななければならなかったのかを考えていた。 自死するのは、その人が追い込まれると脳のスイッチが身体を殺すために入る…… とか書いてあったのをふと思い出した。 追い込んだんだろうか……救いの手は差し伸べられなかったんだろう... 続きをみる

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  • 僕の後ろに君がいるから

    明日はまた、復職のための打ち合わせ。 正直会社は、障害者を障害物としか思ってない。 辛い言葉を平然と投げかけては、崩れた障害者に、ほら崩れた復職は無理だ……の繰り返し。 正直分かり合うことなんかできやしない。 でも僕は前に進まなきゃいけない。 復職できなきゃ、君に申し訳ないんだ。 そうだ、僕の背中... 続きをみる

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  • あの想いは2回はさせられない

    正直、心の傷がひどくリアルじゃ立ち直れないでいる。 ネット界では裏名義の創作アカウントが順調だから、サイトの閲覧数も創作も快調…… ものすごく矛盾した2人の人間がいま、この身体に住んでいる。 リアルの人生が辛い。 正直消えてしまいたくなる、消えたら楽なんだろうな…… でも、だめなんだ。 妻には何に... 続きをみる

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  • 能・力・不・足

    木曜日に、会社の上司と、病院の主治医と復職面談があったんだ。 結果から言うと、復職はまた延期になった。 僕のメンタルが安定しきってないこと…… それよりも何よりも…… 僕の障害はどんなにあがいたって健常者に追い付けない、健常者の社会の中で今のままでは、やっていくのが難しい……そう主治医に告げられた... 続きをみる

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  • 杞憂と笑う周りと、鬼幽に嗤われる僕と

    杞憂…… 馬鹿だね、子供が先に死ぬはずないじゃない。 去年の今頃の僕は、そんなことを当たり前に考えていた。 自分の子供が先に逝く…… そんな心配をする親なんて『普通』はいない。 市井に生きる『普通』の人々の脳内に、そんな考えはありはしないんだろう。 僕もそうだった。 『起こりうる絶対に起きてはなら... 続きをみる

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  • フラッシュバック

    『いややぁ!……絶対嫌やぁ!』 嫁の心からの慟哭を聞いたのは、人生で一度きり…… いー君を斎場で焼くときの、あの時だけだったかもしれない。 豪華でこぎれいな斎場、曇り空、嫁のお母さんがひきつけを起こし倒れた悲鳴。 いー君のお棺に『点火します』と係員さんが言ってボタンを押したあの瞬間。 そう…… 全... 続きをみる

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  • 君があの日かけた天秤を

    (いまだ……痛いのは一瞬だ、飛び込め!) 駅に入ってくる快速電車。 大きい……そして速い金属の塊。 幻聴がいつもそう言って僕の背中を軽く押してくる。 お葬式の時バラバラだと困るし……お金をすごく請求されるし…… 朦朧とした意識の中、なんとか踏みとどまり僕は電車に乗り込む。 カレンダーが前に進むごと... 続きをみる

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  • 小さなものを拾った代わりに大きなものを失った

    遺された人間の痛みを感じなきゃ…… そしてそれをわれわれ自死遺族だからこそ感じられるんだ。 毎日テレビやネットからは、沢山の悲しいニュースが流れてくる。 ダンプにひかれた小さな男の子の死、そしてダンプの下の血まみれのランドセル。 高校受験に失敗して死んだ男の子と、そのあとを追ったお母さんの同時自死... 続きをみる

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  • 眠り続けても会えないね

    今日は久しぶりにずっと寝たきりだった。 統合失調症の幻聴で、ずっと『人殺し』を連呼される。 360度から沸き起こる笑い声。 心を消耗しては意識を失い、起きては心を消耗し意識を失い。 ……一日中、その繰り返しだった。 この前、いー君が夢に出てきてくれたけど…… あれっきりまた、いー君は姿を見せてくれ... 続きをみる

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  • こどもをそだてるおべんきょう

    いー君が逝ったあの日で止まっていた、錆ついた時計の日々がまたゆっくりと動き始めている。 僕が復職のために通う、障害者職業訓練センター。 そこにはいろんな人たちが通っている。 すぐにパニックを起こす人。 自分の意思をしっかり伝えられない人。 大きな物音をたてて傍若無人にふるまう人。 みんな適切なケア... 続きをみる

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  • 壊れ行くもの、壊されるもの

    またテレビで悲しいニュースが流れてきた。 3歳の女の子が、バカな親に面白半分で虐待死させられたニュースだ。 僕が親を選べなかったように…… そして、いー君が僕たちと言う親を選べなかったように…… 望まぬして無垢な生命が、かような豺狼の如き輩の腐った割れ目から生まれいずることもある。 生きたいと願っ... 続きをみる

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  • 僕は誇りだったのか、恥だったのか?

    息子が亡くなった時、何人かの息子の友達や生前に付き合いしてくれていた若い子から、メッセージをもらった。 それが、なぜ僕のところに……なのだ。 ツイッターのアカウントにしろ、pixivのアカウントにしろ、僕はこの眉丈千羽ではない、もう一つの活動名をもっている。 その名前を検索してくれて、わざわざメッ... 続きをみる

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  • いつか負ける日が来る……と思う。

    昨日はデイケアの最終日。 お昼はデイケアの病院の好意で豪華な鍋料理なんだけど…… 食べずに帰ってきた。 デイケアの連中……社会復帰を目指すといいつつ、あっちでへらへら、こっちでへらへら。 社会復帰は建前で、いまのご身分から離れたくないご様子だ。 正直そんな連中となれ合う所以はない。 ……というわけ... 続きをみる

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  • いー君……メリークリスマス!

    いー君へ。 君が亡くなって、一カ月が過ぎました。 長い長い……そしてあっという間の一ヶ月でした。 君は僕たちのそばにずっといてくれるんだろうけど…… やっぱりとってもとってもさびしいんだ。 もっと抱きしめればよかった。 もっと話せばよかった。 なんでこんなことになっちゃったんだろう。パパ、よくわか... 続きをみる

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  • 僕が捻じ曲げた、彼の未来

    今日……偶然、息子のスマホの中にあるGMailから、息子の遺書めいた学校の先生とのやり取りを見つけた。 これは警察の事情聴取のときも出なかったし、今更出しても仕方ないものだ。 ずっと進路に悩んでいる様子だった。 悩ましたのは……僕なんだ。 息子は、模試で英語で全国1位をとったこともあるくらい英語が... 続きをみる

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  • 僕は敢えて刻み続ける、ささやかな物語を

    昨日……ちょっとしたトラブルがあった。 娘が、亡くなった息子のスマホを一日中手放さずにいる。 いまは携帯の契約を解除しても、Wi-fiがあれば、何でもできるらしい。 もちろん彼がやっていたツイッターも見ることができる。 彼は僕のことをフォローしていたらしく、僕のつぶやきも見ることができるらしかった... 続きをみる

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  • 息子を叱る資格はない、最初に棄てたのは僕だ

    いー君は、ほぼ死産の状態から奇跡的に回復し、17年を生きた。 そして棄てた。 僕たちを、友人や恋人を……そして、未来を。 だけど、僕は彼を叱ることはできないんだ。最初に棄てたのは僕だから。 僕が統合失調症を発症したのが、皮肉にも息子が生まれる前後だった。 付き合って半年で、まだ20歳の嫁と結婚した... 続きをみる

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  • 僕のことを語ってみる

    僕は結局駄目な父親だった。 自分が歩んできた苦しい道を、彼に歩ませまいとしたことが、文字通り仇となり、彼の死を早める結果になったのかもしれない。 僕は手帳持ちの障害者……俗に言う、発達障害ってやつだ。 知能指数は人類トップクラスのものを持っているらしい……が、人間関係も、仕事の要領もチンパンジー以... 続きをみる

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