たった年間300人の親として
ボーっとネットを見てたら、一つの記事が興味を引いた。
去年の中高生の自死者が、一気に80人も増えて380人ほどだったという。
少子化で子供が減っていく中、自死を選ぶ子供が増えている。
でも、たったの300人……20000人強の年間自殺者数の中での300人。
一番夢と希望を持つであろう、その年代にうちの子は死を選んだ。
日にち薬とはよく言ったもので、僕たち家族はなんとなく息子の死を受け入れている。
でも……納得がいっているわけじゃない。
諦めというか、時間は巻き戻せないというか……
子供の死を受け入れなきゃ、他に対処のしようがないんだよね。
そう。
年間300人であろうと1000人であろうと……増えようと減ろうと……
僕たちにとっては、息子の死が全てだったんだ。
380人……単純計算、毎日1人は悲しい現実を突きつけられる親が生まれる。
いまも……たぶん。
新たに子供の変わり果てた姿にむせび泣く親が、生まれていることだろう。
もうあれから2年の月日が流れた。
立ち直らなきゃいけないのかもしれないな。
時間は絶対に巻き戻せない。
死んだ子供は、絶対帰ってこない。
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