いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

2016年9月のブログ記事

  • 行きかう若者を見つめて

    今日日曜日は、コミックトレジャーというイベントに参加。 まあ、有名な東京のコミケの関西版と言ったところ。 友達のブースに寄生して立たせてもらうんだけど…… 明日もきっと、楽しそうな人々が目の前を行き交うんだろうな。 いー君も出来れば、その中の一人であって欲しかった。 彼女なんかいなくてもいい、オタ... 続きをみる

    nice! 9
  • 数百年の連鎖の果てに

    今日実家に帰った時、何とも言えない話を母から聞いた。 弟も大きな企業に勤めているが、そこの社長さんからか経緯は知らないが、社長や代議士からの依頼しか受けない拝み屋さんを紹介してもらったらしい。 本来能登の寒村なんかに出向く人じゃないんだが、弟の顔を見てすぐに能登に弟と、そこの会社の社長さんと同道し... 続きをみる

    nice! 7
  • 全ての人の魂の戦い

    ここ数日、ちょっと厄介なことになっている。 弁護士さんが動いてくれて、現在はある準備を進めている。 会社関係者が見てるかもしれないから、詳しく書けないんだけど。 あの場所、あの時間、あの空間に僕ははっきりと見えたんだ。 半透明で部屋の隅にたたずむ君。 ものすごく悲しそうに立っていた君。 崇高な魂を... 続きをみる

    nice! 7
  • 娘の夢~きっとかないますように~

    いま、嫁に娘が本を借りてきた事を起こして聞いたんだ。 嫁にいろいろ話を聞いた。 娘はカウンセラーになりたいという夢を持ったそうだ。 素晴らしいことだと思う。 二度と……お兄ちゃんのような、悲しい最期を迎える人が出ないように。 一人でも多くの人を救えるように。 ちょっと僕は嬉しくなった。 夢を追おう... 続きをみる

    nice! 9
  • 理由を求めて

    娘が、学校から1冊の本を借りてきていた。 『人はなぜ死のうとするのか』 あまり見たくはない本だ……でも、娘は娘なりに、何も自分に書き残さずに逝ったお兄ちゃんの心を知りたいのかもしれない。 もしくは、まさか自分が……いや、そんなことは考えたくもないけど。 でも僕は、娘にその本を読むなと止める権利はな... 続きをみる

    nice! 5
  • 本当は潰れそう

    前向きに生きて行こうとしても、どんなに自分に言い聞かせても…… やっぱりいつも思い出すんだ。 悪夢のようなあの日のこと…… そして幸せだった頃、小さな無邪気な息子の笑顔。 子供が死んでもうすぐ1年。でもやっぱり諦めきれない。 もっと自分がしっかりしていれば…… もっと相談してくれるほどの信頼を得ら... 続きをみる

    nice! 10