いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

2016年8月のブログ記事

  • こんな思いはして欲しくないから

    いまニュースで、夏休み明けの中高生に自殺が多いというニュースをやっていた。 どんな特徴的な前兆があるとか…… ウチのリビングは微妙な空気に…… 僕らに取ったら手遅れなんだけど、前兆に気付いて止めてあげて欲しい。 普通の家庭の人は、でもこんなニュース見ても他人事なんだよね。 まあ、仕方ないのかもしれ... 続きをみる

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  • 君が遺したすべての人への想いに

    ここ数日、ふさぎ込む日々が続いていた。 気持ちを前向きに持って行こうとしていたんだけど、どうしても息子を思い出す。 なぜ死ななければいけなかったのか。 なぜ助けてやることが出来なかったのか。 僕に出来るベストは尽くせたんだろうか…… 去年からの同じ問いが、ぐるぐると頭の中をめぐる。 そんな答え、何... 続きをみる

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  • 両手を広げて、笑顔で

    ちょっと最近、こういう考えを持つようになった。 息子とこういう形で別れた……それはとても悲しいこと。 でも、そのことによって…… 自分が死ぬことが怖くなくなった。向こうで子供が待っててくれるから。 妻と死別れることが怖くなくなった。向こうで子供が迎えてくれるから。 飼ってるワンコ達が死ぬのが怖くな... 続きをみる

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  • やっちゃいけなかったミステイク

    最近考えることが少なくなってきたけど…… 昨日はぼんやり久しぶりに、息子はなぜ死ななければならなかったのかを考えていた。 自死するのは、その人が追い込まれると脳のスイッチが身体を殺すために入る…… とか書いてあったのをふと思い出した。 追い込んだんだろうか……救いの手は差し伸べられなかったんだろう... 続きをみる

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  • 当たり前に回り出す日常

    みんなきっと心の底では、まだあきらめ切れていない。 妻も娘も…… でも、いー君がいない生活が当たり前のこととして流れ始めている。 今日は僕が留守番、妻と娘はボーリング。 僕はボウリング100点出せないボーイだから、やらない。 でもいー君は、ちょうど去年の今頃、ボーリングに行ってたんだよね。 家にだ... 続きをみる

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  • 4つのどんぶり

    昨日は嫁の帰りが遅かったこともあり、インスタントのカレーうどんにしようということになった。 まあ、味は調整されたものだから悪くない。 でもなんかもの足りない。 ご飯もたいてないし、何か冷凍食品はないかな……と冷蔵庫をあさる。 ふと、視線が食器棚に目が行った。 家族分買った、緑のどんぶり。 3つはリ... 続きをみる

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  • 僕の後ろに君がいるから

    明日はまた、復職のための打ち合わせ。 正直会社は、障害者を障害物としか思ってない。 辛い言葉を平然と投げかけては、崩れた障害者に、ほら崩れた復職は無理だ……の繰り返し。 正直分かり合うことなんかできやしない。 でも僕は前に進まなきゃいけない。 復職できなきゃ、君に申し訳ないんだ。 そうだ、僕の背中... 続きをみる

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