幸せになれないプログラム
幸せは必ず踏みにじられる。
幸せだと思ったら、絶対地獄にたたき落とされる。そんな人生を生きてきた。
昔なら、産婆さんに産まれた瞬間に〆られなければなかった存在。
出来そこないのポンコツが、自然の摂理に逆らって生きてきた。
だから罰を受ける。
生きているだけで罰を受ける。
幸せになろうとすると、空の上のクソ野郎が、嗤いながらそれを踏みにじってくる。
幸せになれない魂。
水面に浮かんだ瞬間、氷の棒で沈められる魂。
生きてちゃいけない僕が生きているために、沢山の人が不幸に巻き込まれる。
僕の子供が死んでしまったのも、たぶん僕が自然の摂理に逆らって存在しているためだ。
僕の子供を殺すことはないだろう。
僕を殺せばいいだろう。
決して幸せにななれないプログラム。
自分の子供さえをも殺した、決して幸せになれないプログラム。
悲しみから立ち上がる?
前向きに歩いて行く?
そんなことなんかできるもんか。
幸せになろうなんて思っても、空の上のクソ野郎が笑ってそれを踏みにじる。
どんなに沈んだってもいい。どんなに地べたをはいずってもいい。
これ以上大切な家族が、いなくなりさえしなければ。
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