いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

2カ月後……きっと君に会えることを信じて

そういえば、今年も自死に向き合う関西僧侶の会の皆さまが、12月に法要を執り行ってくれるそうだ。


今年も出席しようと思う。


法要を行ってくださった、1人の僧侶の方とじっくりお話しする機会があった。


その方のお話では、複数の方から『会場に亡くなった方々が沢山帰ってきておられるのが見えた』との参列者の人たちからの報告があったとのことだ。


僕には当然霊感とかそんなものはないから、見えなかったけど。


会える気がするんだ。


いや、きっと会える。


だから僕は会いに行く。


いー君がいる。いー君が帰ってきている。


他の参列者の方や主宰された僧侶の方々に、バカなことを言うなと怒られるのかもしれない。


帰ってきている、見えるなんて……嘘なのかもしれないけど。


信じよう。信じる。僕は息子に会いに行く。


法要の間、僕は沢山いー君に向けて話したいことがあるから。


ごめんね、ダメなパパで本当にごめんね、って謝らなくちゃいけないから。


忘れずに。


ちゃんといまから予定を空けておかなくちゃ。


僕は……信じて。大切な君に会いに行く。



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