いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

退院、時々食中毒

病院を退院してきて数日。
本来すぐに退院報告を描きたかったんですが、そこから数日食中毒で39度の連日の高熱地獄の日々。
やっぱりうまくはいかないもんです。
原因は10月17日のいー君の誕生日に、退院祝いも兼ねて焼き肉に行ったため。
その生肉に当たったんですよね。


入院が約一カ月。気がつけば周囲はあっという間に秋の気配。


完全に閉鎖病棟で、室温が一定に保たれていた場所で過ごした1カ月。


息子のところへ行こうとしたけどいけなかった。


きっととても、遠い遠いところなんだろう、彼がいる場所は。


さて、気がつけばもう来月の今頃は、息子の一周忌。


結局僕は1年たっても立ち直れなかった。


まあ、立ち直れるはずなんてなかったんだろうけど。


あんな悲しみを……


息子の肉体が焼けた白骨になって出てくる光景を最初に見た喪主の衝撃なんて……


立ち直れるもんか。


とにかくゆっくりだ。


焦ることなく……少しずつ。


少しずつ匍匐前進してる間に、適当に老衰で死ねるだろう。


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