いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

娘の夢~きっとかないますように~

いま、嫁に娘が本を借りてきた事を起こして聞いたんだ。


嫁にいろいろ話を聞いた。


娘はカウンセラーになりたいという夢を持ったそうだ。


素晴らしいことだと思う。


二度と……お兄ちゃんのような、悲しい最期を迎える人が出ないように。


一人でも多くの人を救えるように。


ちょっと僕は嬉しくなった。


夢を追おうとしている。


心が折れずに……娘が夢を持っている。夢に向かって進もうとしている。


本当に素晴らしいことだと思うんだ。


夢がかなわなくてもいい。夢を持つこと……夢に向かって進むこと。


それならば、僕は残りの命を娘の夢のために使おう。


娘の手で、一人でも多くの若者の命が救えるのならば。


僕の命が、娘の夢のために使えるのなら。


僕も泣いてうずくまってる場合じゃないんだ。


一歩でも……一歩でも前へ。




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