明日を気にせず生きれる世界
昨日は、ちょっと早いけど月命日でお坊さんにお経をあげに来てもらった。
大きいお寺だから、来てくれるお坊さんはその時スケジュールが空いているお坊さんが来てくれる。
昨日は住職さんだった。
息子が死んだときに来てくれて、それ以来。
お経が終わった後、少しお話させてもらう。
お子さんが無くなったことはとっても悲しいことだけれど……
仏さんになったお子さんは、もう明日を心配しなくていいお浄土にいるんですよ、って言ってくださった。
そうなんだよね……
ちょっと早いけど、魂の平安を得られているのかもしれない。
もう恋に悩んだり、進路に悩んだりすることのない生活。
でも、それに悩み苦しむのが生きるってことだと思うんだ。
どっちが良かったのかなぁ……とか考えながら、住職さんをお見送りした。
僕もこの世で思い残すことなんかない。
早く明日の心配がない世界ってところに行きたいもんだ。
まあ、もう少し悩み苦しんでも罰は当たるまい。
必ず行く場所へ、いまは急いでいく必要もないんだろう。
早く子供にあって抱きしめてあげたいよ。
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