いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

こころのカフェの例会に行ってこよう

明日は土曜日、月に一回の京都の指示遺族のネットワーク、こころのカフェの例会の日だ。


明日もいー君を連れて、また出席させていただこうと思う。


僕も最初は、みんなどのくらいの歳月で、こういった辛い出来事を思い出話に変えれるのだろう……そういうお話が聞きたくて先月初めて参加させてもらったんだけど……


正直、歳月で薄れるような問題じゃないことを痛感した。


水曜日にお話を聞かせていただいた某大学の先生のお話では、ほとんどの人は約10年くらいでようやくそういった気持ちが薄れていくのかな……とおっしゃられていた。


10年か……あまりにも長すぎるよね、やっぱり。


これからの10年で、娘が順調に育ってくれたら……下手したらもう結婚しているのかもしれないな、22歳になってるだろうし。


孫はみたいが、いまはそんなぜいたくを言うつもりはない。
娘には、生きて生きて、生き抜いてほしいんだ。いー君が生きられなかった分を。


そして、明日はついでに、京都の北野天満宮からもらったいー君のためのお札を返納してこようと思う。
いー君は、もう勉強とかしなくていいからね。
流れる雲のように、うちでのんびりと気ままに暮らしてくれたら、それでいいんだから。


さて……


明日もお出かけだよ、いー君。


パパね、家でじっとしてると、気がどうにかなっちゃいそうなんだよ。
だから、動き回る。動いて動いて気を紛らわせようと思う。


明日もいい出会いがあればいいな。


行ってきます!


じゃあ、明日も頑張っていこうね、いー君。


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