いつかあったはずの、板挟み
どっちの事情も知っているだけに難しい。
息子との彼女とは、直接のやり取りは先方の親御さんだか警察だかが禁じているらしくコンタクトをとることはできないけれど、彼女との意思疎通ははかれている。
彼女は、息子が死ぬ前に一緒にプレイしていたスマホのゲームを、うちの娘が引き継いでプレイしていることが気に入らないらしい。
一緒に楽しく過ごした想い出の時間は、そのままにしておきたい……そんなところだろう。
彼女の意志を知って、嫁に娘にゲームをやめさせるように言ったけど……
嫁は彼女のことを許してはいないらしく、「いいんじゃない、別に」とそっけない答え。
うちの娘にだって、お兄ちゃんと楽しくゲームをして過ごした想い出がある。プレイする資格はあるんじゃないか、とのことだ。
無神経なんだよね、どいつもこいつも。
お互い快くは思っていないんだ。うまくいくはずはない。
僕にだって、息子の彼女を恨んでいないと言えばうそになる。
でも、彼女が息子を覚えている限り……
その想いは尊重しないといけないと思うんだ。
どうなんだろうね……
もういろいろ嫌になってきた。
スパッと終わらせたいんだよね、いろいろと。
発達障害者の僕には、結局他人の気持ちなんかわからないんだよ。
脳みそが、そういう仕組みにできていないんだから。
結局、僕にも……誰にも、味方なんかいないのかもしれない。
冷静に考えたら、ものすごくつまらないことなんだろうけどね。
ゲームのデータがどうなろうと。
みんな、見てごらんよ。
空の上から、いー君が苦笑いしてらぁ。
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