壊れ行くもの、壊されるもの
またテレビで悲しいニュースが流れてきた。
3歳の女の子が、バカな親に面白半分で虐待死させられたニュースだ。
僕が親を選べなかったように……
そして、いー君が僕たちと言う親を選べなかったように……
望まぬして無垢な生命が、かような豺狼の如き輩の腐った割れ目から生まれいずることもある。
生きたいと願った明日を叩き壊される小さな命……
可哀想過ぎる。
でも……
どうなんだろ。
僕も形は違えど、子供を育てることに失敗したんじゃないか……
結果的に、僕もいー君という命を壊してしまったんじゃなかったのか。
あの時、ああやって育てていれば。
嫁が息子にスマホを買い与えることに、中途半端じゃなく徹底的に反対していたら……
彼女という出会いはなかったんじゃないのか。
ネット界に戸惑い、迷い苦しむことはなかったんじゃないのか。
幼い命を叩き壊した犬畜生の如き輩と……
壊れゆく命を守り切れなかった僕。
いったいどこに差があるというんだろう。
やり直したい……駄目なのわかってるけど、やり直したい。
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