いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

歳をとるべきは僕じゃないのに

今日……47回目の誕生日を迎えた。


時を刻むべき大切な子供が、時間の歩みを止めて……


世の中に不要な僕が、無駄に時を刻み続けている。


もう一年半になるのか、僕の寝室の隣の息子の部屋に明かりが灯らなくなってから。


息子が歩みを止め……


僕はどんどん先へと歩いていく。


このままこんなことを続けたら……


息子とどんどん離れて行ってしまうような気がする。


でも立ち止まったって、もう息子には会えない。


息子は今どんな面持で、歩き続ける僕の背中を見ているんだろうか。


振り向いても息子は見えない……


立ち止まったって、来た道を戻ろうとしたって息子は見えない。


いつまで歩き続けたら終わりが来るんだろう。


答えを探すうちに、また日付が変わる。息子のいた場所から離れていく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自死遺族へ
にほんブログ村