行きかう若者を見つめて
今日日曜日は、コミックトレジャーというイベントに参加。
まあ、有名な東京のコミケの関西版と言ったところ。
友達のブースに寄生して立たせてもらうんだけど……
明日もきっと、楽しそうな人々が目の前を行き交うんだろうな。
いー君も出来れば、その中の一人であって欲しかった。
彼女なんかいなくてもいい、オタクと言う人種でもいい。
人生を楽しみ、謳歌して欲しかった。
オタクに傾きつつあるいー君を矯正して、彼女が出来る男の子にしてしまったのは、僕の咎だ。
なんでだらしなくでっぷりと太りつつあった息子に、しっかりしろなんて言ってしまったんだろうか。
おかげでいー君はすらっとした好青年になってしまったばっかりに……
まあすべては結果論だったんだろうけど。
去年の今頃は、生きていたんだよな。
学校を休みがちになって……色々悩んでいたはずなんだ。
なんで彼が出すシグナルをきちんと拾えてやれなかったんだろう。
残るのは悔いばかり……
まあいいや。
僕も楽しめるときは楽しんでおこう。
さて、ひと眠りしたら出発だ。
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