いー君といっしょ

2015年11月20日……
最愛の17歳の息子を自死で失いました。
悲しみの記録と、彼の歩んだ道、そしてこれから残された家族三人の日々を記します。

行きかう若者を見つめて

今日日曜日は、コミックトレジャーというイベントに参加。


まあ、有名な東京のコミケの関西版と言ったところ。


友達のブースに寄生して立たせてもらうんだけど……


明日もきっと、楽しそうな人々が目の前を行き交うんだろうな。


いー君も出来れば、その中の一人であって欲しかった。


彼女なんかいなくてもいい、オタクと言う人種でもいい。


人生を楽しみ、謳歌して欲しかった。


オタクに傾きつつあるいー君を矯正して、彼女が出来る男の子にしてしまったのは、僕の咎だ。


なんでだらしなくでっぷりと太りつつあった息子に、しっかりしろなんて言ってしまったんだろうか。


おかげでいー君はすらっとした好青年になってしまったばっかりに……


まあすべては結果論だったんだろうけど。


去年の今頃は、生きていたんだよな。


学校を休みがちになって……色々悩んでいたはずなんだ。


なんで彼が出すシグナルをきちんと拾えてやれなかったんだろう。


残るのは悔いばかり……


まあいいや。


僕も楽しめるときは楽しんでおこう。


さて、ひと眠りしたら出発だ。



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